徒然豆腐夢日記

重度のツイッター廃人をやめたいのでブログを始めるというなんやねんな受験生(JK)

いまでも過去を夢見る

いつだって、夢があって、信念があって、まっすぐ前に進んでいける人間は良い。夢も希望も、胸に秘めた熱い思いも、すべて燃え尽きてしまったら、どうしたらいいんだろう。


ブログは結局1週間とつづかなかったね。下宿をはじめたって髪を染めたってピアスを開けたって、わたしは結局何も変わらなかった。友達と一緒にはいったサークルはやめたよ。幸いにも一緒に授業を受けてくれる友達は出来たけど、なんだか仲良くなりきれていないし、思い描いていたような大学生活はおくれていないよ。


あのころは、傷ついて泣きながら、ひねくれながら、でも這ってでも前に進んでいた。今は、ずっと部屋の中にいて、立ち止っている気がする。進まなきゃ、というのは分かっているんだけど、どうにも進む気が起きない。なにも、感じない。



小さい頃、わたしは内弁慶で、『胸の中に秘めた情熱を抱えた子』だったらしい。高校生まではそうだったし、大学一年生だった去年も、まだ少しは情熱のかすがのこっていたかもしれない。

でもね。わたし、もうなにも楽しくないの。友達とお酒をのんでだらだらして、楽しいなって思っても、ひとりになってふとしたときにかなしくなるの。今日は楽しかった、けど明日は如何だろう。明日は楽しくないかもしれない。ふと、そう思って、そうすると今日も楽しい、明日もきっと楽しいことを、信じて疑うことのないくらい楽しかったあのころが、無限に恋しくなる。


わたしね、バドミントンはもうしてないよ。大好きだったバンドは、昨日CDを売ったんだ。2000円にもならなかった。気になってたあの人とは、一回デートに行けたけど、そのあと彼には彼女が出来たみたい。

わたしだって、前にすすもうとして、朝泣いたり、ベースをはじめたり、がんばって友達をふやそうとしたり、したんだよ。だけど、ぜんぜん駄目なのかもしれない。わからなくなる。友達が欲しくて、女だから、少しだけ見目が良いからって隔てつくってほしくなくて、どうやったら変人だってクレイジーだって思ってくれるかな、つぎのお酒の席にわたしを呼んでくれるかなって、頑張ったんだよ。


だけど、今日だって夢見るのはあのころのみずみずしくてかがやかしい青春なんだ。

いつか前を向いて進んで行けたらいい。たとえあのころの鎖に繋がれながらでも。